婚 約 結 婚 指 輪
プロポーズの言葉とともに、愛する人から差し出される婚約指輪。夢のような贈り物です。現代では婚約指輪の代名詞とされるダイヤモンドリングが、婚約の証しとして贈られるようになったのは15世紀、中世ヨーロッパ貴族の間で生まれた流行がはじまりといわれます。貴族たちのなかでは様々な宝石のなかでも、ダイヤモンドの輝きと硬度が特に愛でられ、大切な結婚の約束に使われるようになりました。
日本で結納品に婚約指輪を添える文化が生まれたのは1960年代のこと。当時の婚約指輪は真珠や誕生石が一般的でしたが、のちにダイヤモンド店がキャンペーンで行った「お給料の3ヵ月分」というコピーが大ヒット。それからダイヤモンドを選ぶカップルが急増しました。