フラワーシャワーについて!
生涯現役が語ります☆
挙式を終え、緊張から開放された笑顔のふたりを、
教会の外で待ち受ける参列者が、歓声と花びらで祝福するフラワーシャワー。
これは、新しく誕生したカップルに「なにかをふりかける」ということに、
子孫繁栄と豊穣への願いがこめられています。
この習慣が生まれたのは古代ローマのこと。
当時、とても貴重だった穀物を花嫁花婿にふりかけて、
食べ物に困らない豊かな人生と、たくさんの子宝に恵まれて幸せな家庭を築くことを祈ったのです。
ふたりにふりかけるのは花びらに限らず、お米(ライスシャワー)や紙吹雪、ポプリ、鳥のえさ、
そして後片付けが簡単なシャボン玉(バブルシャワー)など実に様々。
なかでも、花びらやポプリはその香りでまわりを清めることで悪魔のねたみから花嫁と花婿を守るといわれ、
お米は「一生食べることに困りませんように」という祈りが込められています。
フラワーシャワーのシーンは、ウエディングらしい最高のシャッターチャンス。
花嫁花婿はもちろん、ゲストにも笑顔が溢れる素敵な写真をたくさん残しましょう。
ポイントはふたりの目線の先と足並みを揃えて、ゆっくりと歩くこと。
歩調が早すぎると
「あっという間に通り過ぎてしまって、花びらを投げたあと写真を撮る時間がなかった」と
いうゲストの残念な声も。目線の方向も同じほうが、仲むつまじい雰囲気が伝わります。